子どもにおすすめ読み聞かせ絵本特集♪
2021年02月22日読み聞かせの効果とは?
○想像力•感情が豊かになる
ストーリー性のある絵本だと、登場人物の心情が分かりやすく描かれていることが多いです。大人が聞いている分には当たり前の感情であっても子どもたちにとっては1つの気付きになることもあります。自分が経験したしたことのないような出来事や感情が絵本の登場人物を通して知ることができます。
また、絵本を読んでもらっている子どもたちは次の展開を想像しながらお話を聞きます。
そのため、いろいろな絵本を読むことにより想像力の発達にもつながります。
次の展開を想像できるようにするなど、読み手の読み方も重要となります。
読み方の詳しいポイントは後ほどご紹介します!
○語彙力
絵本には沢山の言葉が出てきます。絵本なので、ドリルなどで学習するよりも楽しく言葉の学習ができます。
言葉がまだ話せない、言葉がではじめの時期のお子さんでも年齢に合わせた絵本を用意する事で「ワンワン」「ニャンニャン」などの動物や、「いないないばあ」など簡単な言葉の習得に繋がるでしょう。
○記憶力
お気に入りの絵本など、繰り返し同じ絵本を読むことによって記憶力アップにつながります。覚えてしまうと、読み手が読むよりも先の内容をお話ししてくれることもあります。
一語一句覚えてしまったり、次の登場人物を覚えているなど個人差はありますが記憶力の向上になることは間違いないでしょう。
○集中力
絵本を読んでもらうときは、目も耳も使うことになるので絵本という1つのものに夢中になります。その時の集中力はすごいものです。
日常で継続的に絵本を読むことで、その集中力が定着し普段の生活でも集中力のアップにつながると言えるでしょう。
じっとしていることが苦手など、そもそも絵本の読み聞かせがあまり好きではないお子さんもいると思います。一緒に本屋さんや図書館に行き、自分で好きな絵本を選ばせてみるのもいいかもしれません。
その子の興味があるものであれば、初めは電車の写真がいっぱいの本や、戦隊モノの本など字のない絵本を一緒に読むことによって他の絵本にも興味を持つきっかけになるかもしれませんね。
○親子のコミュニケーション
共働きの家庭が増えている現代社会。お子さんとのコミュニケーション不足に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
絵本の読み聞かせはそれを解決する方法の1つです。
お膝の上に座って読むなどすれば、あたたかさを感じられ安心感や信頼感の向上になります。
また、絵本という共通のものを一緒に見て、感想などを話し合うことで会話というコミュニケーションを取ることもできます。
夜寝る前など日々のルーティンとして日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
読み聞かせのポイント♪
○読み手も一緒に楽しむ
どんなに内容が面白い絵本でも、読み手がつまらなそうにしていたら面白さや興味も半減しますよね?これは大人でも言えることで子どもも同じです。
○言葉の抑揚
演者さんのようにとは言いませんが、シーンや特徴のあるワードなど文字がまだ読めないような子どもでも理解ができ、お話に入り込めるような読み方をすると良いでしょう。
○質問をする・感想を聞く
何度も読んでいて内容を知っている絵本であれば、途中で「次は誰が出てくるかな〜」など次の展開をクイズのように質問してみることで想像力や記憶力の向上につながります。
また、お話の最後に感想を聞くことで絵本を聞いて感じたことを自分の言葉で伝えることができ、感情の豊かさにつながります。
年齢別おすすめの絵本
- 0~1歳児
『だるまさんシリーズ』
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊があります。
内容がリズムで読めるので小さなお子さんでもノリノリで楽しんでくれます。
絵本と同じ動きをしようと手足を動かす仕草も可愛らしいので、大人も一緒に楽しめます。
- 1~3歳児
『おべんとうバス』
「バスにのってくださーい」というかけ声とともにいろいろな食べ物が登場人物としてバスに乗車していきます。
シンプルな内容なので言葉がではじめの子どもたちでもセリフを真似するなどして楽しむことができます。
- 3歳児以上
『どうぞのいす』
上記2つの絵本に比べ内容が少しボリュームアップします。
ウサギさんが作った椅子の元へいろいろな動物が登場してきて、後にくる動物のことも考えた行動も垣間見えるお話です。
お友達との遊びが盛んになる年頃の子どもたちにはもってこいの内容だと思います。
お話の節々で出てくる「あとの人におきのどく」というフレーズは子どもたちが繰り返して読んでくれることもしばしば(笑)可愛いです。
まとめ
今回は触れることが出来ませんでしたが、季節や行事ごとの絵本を読むことで日本の伝統行事や日本特有の四季を知るきっかけにもなります。
年齢ごとにおすすめの絵本をあげてみましたが、お子さんによって好みも様々なので
それぞれのお子さんにあった絵本を見つけてあげましょう♪