保護者にはもちろん保育士に選ばれる保育園とは?
2021年02月20日保護者が「子どもを預けたい」と思える保育園は何となく思いつきますが、保育士が「働きたい」と思える保育園とは、一体どんな保育園なのでしょうか?
【選ばれる保育園とは?】
保育園を利用する際、多くの保護者の方は保育園のホームページや周りの評判を参考にすると思いますが、保育士も同じです。
そこで、どのような保育園が保護者にも保育士にも選ばれるのか特徴を挙げてみていきましょう。
【選ばれる保育園の特徴】
〇園のホームページが充実していて見やすい
保育園を選択する上で最も身近な情報源ともいえる各園のホームページは、充実されていて見やすい且つ頻繁に更新されていることが重要であると言えます。
2年前など数年前の記録で止まっているページではなく、常に新しい情報を更新していて、きちんと管理されていることで保育園に対する信用が得られます。
また、電話番号の記載だけではなくメールでの問い合わせにも対応していると尚良い印象です。
〇施設の雰囲気が明るく、清潔に保たれている
直接、園見学や面接に行く際に園内が薄暗く、整理整頓がされていなかったり掃除が行き届いていなかったりすると、
「業務が大変で美化まで手が回らないのかな?」
と不信感を抱いてしまいます。
子どもたちが生活する環境を大事にしていることが一目見てわかるような、清潔できれいな保育園だと好印象ですよね。
〇職員や在園している子どもたちが明るく笑顔でいっぱい
施設だけではなく、実際に働いている保育士や子どもたちの表情も大切です。
最近では、日々の子どもたちの姿や保育園での出来事をブログやSNSで紹介している保育園も少なくありません。
大人も子どもたちも笑顔でいっぱいだと、園での生活の雰囲気も伝わり
「ここの保育園で働きたい!」
と思うでしょう。
〇職員の子どもへの接し方
実際に保育園を見学したりボランティアをしたりする中で、職員の子どもへの接し方を見るのも保育園を選択する上で重要な点ではないでしょうか?
保育士が子どもに対して頭ごなしに怒っていたり、きつい言葉遣いをしていたりする姿を見ると不審に思ってしまいます。
保育の基本である
「子どもの気持ちを受け入れる」
「子どもの目線になってかかわる」
ことを常に意識して保育をしているのかは非常に重要なポイントです。
〇業務のICT化を進めている
最近では、保育現場で業務のICT化を進めている園も少なくありません。
保育現場において業務のICT化をすることでできることを挙げると、
・園児の登園、降園、欠席の管理
・園児の登録情報の管理
・午睡チェックの簡易化
・職員の勤務形態の管理
・指導案の作成
・連絡帳の記入
など、多くの業務を簡易化することができます。
保育現場における事務業務をICT化することで保育士の負担を少しでも減らし、保育の質の向上に努めています。
そうすることで、
「業務に追われることなく保育に専念できる」
「業務の負担が少なく、働きやすそう」
と感じる人が多いでしょう。
なぜ、保育士になったのか。事務作業をするためになったわけではないのです。
子どもたちとたくさん遊ぶ中で、また経験値の高いベテラン保育士さんからのノウハウを学べるお互いに成長し高め合っていく環境が整っている園で働きたいのです。
保護者にも保育士にも選ばれる保育園に!
保育園を利用する、就職先を探すなど保育園を選択する上でポイントとなる点はさまざまですが、やはり大切なのは職場・預け先の保育園に対する信用・信頼度だと言えます。
「この保育園で働きたい」
「この保育園なら安心して子どもを預けられる」
と思ってもらうためにも、今までの保育の振り返り、保育環境の見直しが重要です。
保護者はもちろん保育士にも選ばれる保育園、信用・信頼される保育園づくりに努めていきましょう。