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小児の食物アレルギーってなぁに?

2021年05月20日

1才前に発症し、原因アレルゲンとして卵・牛乳・小麦・大豆が多く報告されていますが、
最近では、食生活の変化などによりピーナッツ・ゴマ・魚なども
食物アレルギーが増加していると言われています。

小児の食物アレルギーってなぁに?

症状が重いほど命に関わることもあるため、
改めて確認しておきたい、食物アレルギーの基本を学んでおき、
しっかりと知識を身に付け、何かあった時に迅速に対応することが必要です。

食物アレルギーの症状

アレルギー発生するアレルゲンを食べたりすると、特定の人に免疫過剰が働き、
有害な症状が引き起こされます。
また、症状が発生し「皮膚が痒くなる」というイメージがあると思いますが、皮膚症状以外にも、
消化器症状に腹痛や嘔吐、呼吸器症状に咳や呼吸困難、さらに全身性の症状が起こるケースもあります。

そして、アレルギ起こるタイプが3種類あり

・即時型
→食物を摂取してから15-30分(2時間以内)後に症状が起きる。
・遅発型
→食物を摂取してから6-8時間後に症状が起きる。
・遅延型
→食物を摂取してから1-2日後に症状が起きる。

最も問題となるのが、血圧や意識レベルの低下などが現れる『アナフィラキシーショック』が起きる
【即時型】のタイプです。
アナフィラキシーショックの症状のため、すぐに適切な対応をしなければ命に関わる、重篤な症状になりますので、
【即時型】を起こす抗原の診断をきちんと病院で受け対策を行うことが一番大切です。

 

まとめ

小児の食物アレルギー症状はもちろん個人差が大きく、好き嫌い、わがままだと誤解し、
「少しでもいいから食べてみよう」などで食べさせることは厳禁です。
繰り返しになりますが命に関わることですので、抗原の診断をきちんと病院で受けましょう。