学童向けICT化業務支援管理システム GAKUDOU(ガクドウ)

ハンバーガーメニュー画像-開く

学童向け保育システム導入で時短!
学童経営の負担を軽く!安全性を高め効率よく!

新規のお問合せ・ 資料請求

電話050- 3315- 0377050- 3315- 0377

【受付】10:00~17:00 / 定休日: 土日祝

導入済みの方専用 お問合せ

電話050- 3315- 0399050- 3315- 0399

【受付】9:00~17:00 / 定休日: 日曜

メインイメージ

子どものアレルギーとは?保育園での対応は?

2021年03月14日

近年では、食物アレルギーをはじめとして、アレルギー性皮膚炎など何らかのアレルギーを抱えている子どもが増えてきています。

今回は、子どもが発症しやすいアレルギーの種類や、年齢別にみられる特徴、保育園での対応についてまとめていきます。

アレルギーの種類

小児によく見られるアレルギー疾患は、
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息
・花粉症
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性結膜炎
・食物アレルギー

などが挙げられます。

特に乳幼児期には、アレルギーマーチの始まりの時期でもあるため食物アレルギーでアレルゲンに出会い、さまざまなアレルギー疾患を起こすこともあります。

乳児期(0~2歳)に見られやすいアレルギーの特徴

乳児期に起こりやすいアレルギーの症状として、

〇消化管症状
・下痢
・腹痛
・嘔吐

〇皮膚症状
・湿疹
・じんましん
・発赤
・唇の腫れ

〇呼吸器症状
・せき
・喘鳴
・呼吸困難

などが挙げられます。これらは、食物アレルギー、消化管アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎などにみられます。

 

幼児期(2~6歳)のアレルギー特徴

幼児期は、乳児期の時に比べて各器官における発達が見られるため、乳児期で発症したアレルギー症状が軽くなったり、完治したりすることがあります。

特に、食物アレルギーに関しては、アレルギーの原因である食材を食べても症状が出なくなったり、食事形態によっては食べられたりすることもあるため、病院と相談して除去食の見直しなどがされます。

しかし、3歳頃までは喘息に発症しやすくダニやハウスダストなどのアレルゲンに敏感に反応する時期なので注意が必要になってきます。

 

それぞれのアレルギー症状に気づくポイントとは?

〇食物アレルギー
食物アレルギーでは、ある食物を食べた後に発疹やじんましんなどの皮膚の表情や、呼吸が乱れるなどの呼吸器症状、消化器症状などが見られた場合、すぐに病院に受診すると同時にこれらのポイントを記録しておくと良いでしょう。

・何の食材を食べたのか
・症状の特徴(写真や動画に記録しておく)
・どれだけの量を食べたのか
・食べてから発症するまでの時間
・どのくらい症状が続いたか

〇アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、子どもの発達によって症状が現れる箇所が変化することが多いです。

・全体的に乾燥肌である
・かゆみを伴う湿疹が長時間続き、ただれることもある(2~6カ月以上)
・体の左右対称に湿疹の症状がでる

〈乳児期湿疹が出やすい箇所〉

乳児の場合、首より上に出ることが多く、頬や額、頭、口の周り、目の周り、首の付け根、耳の付け根に多いです。

症状が重くなると、体や手足にも湿疹が広がっていきます。

〈幼児期・学童期〉

幼児・学童の場合は、顔周りの湿疹は減り、首、肘や膝などの間接の内側と裏側に出る場合が多くなります。

 

保育園でのアレルギー対応

食物アレルギーにおける保育園での対応を紹介します。

保育園ではアレルギー児の園児がいる場合に、

・除去食:アレルギーの原因である食物を除いて給食を提供する
・代替食:アレルギーの原因である食物を除き、その分の栄養を他の食材を使って補った給食を提供する

といった対応をとる園が多いです。園の中には、弁当対応を行っている園もあります。

食事をする際は、座る席を決めておきアレルギー児の給食を他の子どもたちと離して間に保育士が入るように対応をとっています。

誤って給食に混ざってしまうことがないように、配膳をする際はアレルギー除去食を先に配膳したり、同じトレーに置かないようにしたりと徹底的にアレルギー対応を行っています。

 

まとめ

子どものアレルギーの種類、年齢別にみられるアレルギー症状、気づきのポイント、保育園での対応についてまとめました。

アレルギーはいつ起きるかわからないため、入園児だけではなく通園している途中でも発症することがあります。

保育園で、湿疹が起きた際は写真に記録して送迎時に保護者の方に確認するなどして、アレルギーの早期発見にも繋げるよう対応しています。

保護者と保育園側、担任の先生としっかり話し合い、その子についてよく知ること、正しい知識を身に付け、職員全員が対応をとれるようにしておくことが大切です。

お問い合わせ ページトップに戻る