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実は保育業務よりも大変?保育園における事務業務とは?

2022年04月05日

保育士の事務作業には計画書の作成や、日々の記録など挙げてみると 
意外と多くその業務量に悩んでいる保育士も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は保育園で行っている一般的な事務作業の数々をご紹介します!

 

【保育園における保育士の事務業務とは?】

保育の現場において、保育士の業務は保育だけではありません。
例えば、

  • ▪️ 保育の目標
  • ▪️計画書の作成
  • ▪️一日の様子を記録する日誌
  • ▪️保護者との連絡帳

など、思いつくだけでもたくさんの業務が挙げられると思います。
ですが、これらはまだまだほんの一部にしか過ぎません。
あまりの仕事量の多さに悩んでいる保育士さんは多いと思います。

 

では、他にどのような業務を保育士が行っているのか、
保育現場における一般的な事務業務をみていきましょう。

保育現場における保育以外の事務業務とは?

保育を行うにあたって欠かせない業務をみていきましょう。

  • ▪️保育計画書の作成
  • ▪️指導案の作成(月案、週案、日案)
  • ▪️園児一人ひとりの個別指導計画の作成
  • ▪️毎日の保育日誌の記入
  • ▪️保護者との連絡帳
  • ▪️行事の計画、スケジュール管理
  • ▪️職員のシフト・勤怠の管理
  • ▪️提出書類の作成
  • ▪️施設運営、職員や園児における経理
  • ▪️見学者など来訪者の対応
  • ▪️ホームページやブログの更新  

など、上記以外の業務など各保育園で異なるかと思いますが、
以上の事務業務が挙げられます。

 

それぞれどのような業務内容なのか?

保育計画書の作成

保育の計画書は、「保育所保育指針」に沿って作成され、
保育を行うにあたって非常に重要なものになります。
計画書の中には、年間計画案、月間計画案、週案、日案というように分かれており、
「子どもの姿・ねらい・保育の内容・環境・
保育士の援助、配慮・反省・評価」の流れで作成されるものです。
計画に沿って保育を行うことができたかどうか毎日振り返りをして保育日誌に記録をすることで
保育の質の向上に繋がるため、保育現場において非常に重要な業務といえます。
また、これらの他にも季節ごとの行事を行う際は行事計画書を作成したり、
定期的な避難訓練等の計画書も作成したりする必要があります。

 

保護者との連絡帳

保育園での子どもの姿を記入し、保護者と
コミュニケーションをとることができる連絡帳は大切な業務の一つです。
連絡帳を通して子育てのサポートをしたり、
日々の成長を伝えあったりすることで保護者からの信頼度の向上に繋がります。

 

行事の計画、スケジュール管理

保育園で行われる行事は園児も保育士もワクワクで楽しみの一つですよね!
行事を楽しく行うためには、前もって計画をし、スケジュールを管理する必要があります。
例えば、遠足をする場合には保護者に前もって連絡をする必要があります。そのためにも
①目的地 ②持ち物 ③費用 ④1日のスケジュール などなど…
前もって念入りに計画をする必要があります。
どんな行事でも計画やスケジュールの管理は必ず必要になってきます。

 

職員のシフト・勤怠管理

シフトや勤怠管理はどの職場でも必要になってくる業務ですね。
保育園では、職員の雇用形態や勤務形態の調整を行いながら
その日の子どもの登園人数によって職員を配置する必要があります。
また、欠席や早退、残業時間、有給休暇などの管理もすべて行わなければなりません。

 

提出書類の作成

保育園は、市役所や関係機関などに提出しなければならない書類がたくさんあります。
一つ一つ手作業になることがほとんどのため、
手間がかかりますが保育園を管理するためにも非常に大切な業務の一つです。

 

施設運営、職員や園児における経理

保育園で行われる経理事務は、保育料の管理/保育施設内の備品や保育で使った
備品等の発注/支払い、給食関係の経理/会計帳簿の記/補助金申請書の作成/
職員の給与の計算/集金の管理など、この他にも様々な経理事務が挙げられます。

 

見学者や来訪者の対応

保育園では、様々な来訪者や電話などの対応をする場面がよくあります。
新規入園希望の見学者、役所による調査、業者への対応など、
直接保育園に訪問する方もいれば電話での対応も見られます。

 

ホームページやブログの更新

保育園によってホームページの内容は異なりますが、
ホームページの更新などの広報事務も重要な業務の一つです。
保育園を利用したい保護者の方や、保育園で働きたい方にとってホームページは
園を知る上で最も身近な情報源だと思います。
最近では、園の概要や保護者へのお知らせだけではなく、
子どもたちの園での様子を載せたブログ、子育て支援の内容のコンテンツや
職員一人ひとりの紹介、求人情報など充実したホームページを多く見かけます。

 

まとめ

保育園で行われている事務業務の内容をまとめてみました。
保育士さんは、今回挙げた業務の他にももっと様々な事務の業務を行っています。
毎日子どもたちを見守って保育をしていく中で、
このような業務を併せて行っていかなければなりません。
そのため、子どもが好きでも重労働であり
大変な作業内容を理由に保育の道から離れる方も多いと思います。

 

近年では、「保育士の負担を少しでも減らせないのかな…」と
悩んでいる保育園や幼稚園などでは業務のICT化が進められてきています。
ICカードで行う職員の勤怠管理や園児の登園退園管理、
連絡帳の電子化などを進めることで少しでも
保育士の負担を減らす取り組みが推進されてきています。