保育士さんの勤務時間を知ろう♪シフト制や時短勤務も詳しく解説!
2021年02月05日保育士さんの離職率増に伴い、働き方改革が行われている中で1番重要な勤務体制。
徐々に働く環境が整備され、様々な働き方ができるようになってきたことをご存じでしょうか。復帰したい、子育てと両立しながら仕事をしたい、少しの時間だけ働きたいなと思っている方必見です。
保育士さんの働き方:勤務形態
シフト制
出勤曜日や勤務時間など固定されていない勤務形態のことを言います。
その園によって預かる子どもたちの規模や先生の人数などが違うため、シフト制は多くの保育園が取り入れている働き方です。
シフト制のなかにも種類があります。
→働く側が、希望の時間&曜日を提出でき働く。
◯固定シフト制
→園と相談した上で時間&曜日が決定し働く。
◯完全シフト制
→園側が働いてほしい時間&曜日で働く。
シフト制にもいろいろあるので、働く前に確認しておくことが大切です。
固定時間勤務
就業規則に従い、出勤曜日や勤務時間、休日が決まっている勤務形態のことを言います。
あまり保育園で取り入れている働き方でないようです。
短時間勤務
育児・介護休業法の改正に伴い、子育てママや介護等でフルタイムの勤務が難しい方に向けた勤務形態のことを言います。
◯対象者
- ●3歳に満たない子どもがいる。
- ●1日の所定労働時間が6時間以下。
- ●日々雇用される者でない。
- ●短時間で働く際、育児休業をしていない。
- ●労使協定により適用除外とされていない。
出産や家庭の事情などで現場を離れた方で復帰したいと思っている保育士さんにおすすめな働き方です。
変形労働時間制勤務
夏休み、冬休みなど月によって繁忙期や閑散期があり、労働時間にバラつきが生じる園で取り入れられている勤務形態のことを言います。
勤務時間が繁忙期に増加したとしても、勤務時間を週、月、年単位で調整することができるため、時間外労働扱いを受けないのが特徴です。
保育士さんの働き方:勤務時間
シフト制
保育園はパパ&ママの共働き家庭の増加に伴い、子どもを預かる時間が長くなっています。
例えば・・・
- ●延長保育
- ●早朝保育
- ●深夜保育
など、その園によって特徴があり、ほとんどの園でシフト制が取り入れられています。
シフト制の場合、基本勤務時間は1日8時間で週休2日のところが多く、1日の時間の中身は、早番・中番・遅番に分けられています。
- ●早番 朝7時~夕方4時まで
- ●中番 朝8時~夕方5時まで/朝9時~夕方6時まで
- ●遅番 朝10時~夜7時まで/朝11時~夜8時まで
基本的にはこの早番・中番・遅番の3交代制の園が多いですが、園の事情によっては4交代制以上のところもあるようです。
固定時間勤務
基本時間は1日8時間で週40時間の中で、就業規則に沿った勤務となります。
固定時間勤務で働く場合、
- ●朝8時~夕方4時まで
- ●朝9時~夕方6時まで
など、園によって異なりますが決まった時間で働くことになります。
短時間勤務
基本時間は1日6時間での勤務となります。
しかしながら、子育ての状況等に応じて6時間以下での勤務を希望する場合は、園と相談の上決めることができます。
短時間勤務で働く場合、
- ●朝8時~夕方3時まで
- ●朝10時~夕方5時まで
など朝から夕方ころまで働くことになります。
変形労働時間制勤務
労働基準法において1日8時間、週に40時間までと働く時間が定められていますが、この変形労働時間制を導入していると、1日8時間または週に40時間超えても週、月、年単位で調整できます。
変形労働時間制には4種類あります。
- ●1か月単位の変形労働時間制
- ●1年単位の変形労働時間制
- ●1週間単位の非定型的変形労働時間制
- ●フレックスタイム制
1週間や1カ月単位の変形労働時間制を採用している保育園が多いかもしれません。
まとめ
今回は主な4つの働き方、勤務時間についてみてきました。
多くの女性たちが活躍する世の中となってきた今、様々な働き方ができる時代になりつつあります。
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけ保育士ライフをエンジョイしましょう!