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保育園で行う季節の行事・イベント【7月編】

2021年07月01日

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7月といえば、例年では前半にはまだ梅雨空が続いていますね。
しかし月の中旬ごろに梅雨明けしたら、途端に本格的な暑い季節の到来です。園でも子どもたちの熱中症にはくれぐれも気を付けてください。
そんな7月に子

どもたちと一緒に楽しめる、季節の行事やイベントをご紹介します。

七夕(7月7日)

七夕(たなばた)といえば、1年に1度だけ織姫と彦星が会える日として子どもたちにも知られています。
はた織が上手な娘・織姫と、働き者の牛使い・彦星。彦星は結婚したとたん怠け者に。それに怒った織姫の父・天の神が二人を天の川を隔てて離れ離れにしましたが、1年に1度だけ会うことを許したというお話です。

織姫と彦星が再会できるよう日本では七夕の夜に晴れるのが良いとされていますが、おとなり韓国ではたとえ雨が降っても「空の二人が泣きながら再開を喜んでいる」ととらえるのだそう。雨をなげく子がいたらぜひそう教えてあげましょう。

また七夕には短冊も欠かせませんが、寺子屋がルーツだと言われているので、願い事は「〇〇がほしい」などを書くよりも「おいしゃさんになりたい」「ピアノがうまくなりたい」といった、将来の夢や何かの上達を願う方が良さそうです。
子どもたちと折り紙で七夕飾りを作って、教室のすみに飾る笹に短冊と一緒に飾りましょう。

海の日(7月第3月曜日)

海の恩恵に感謝し海洋国日本の繁栄を願う日として、1996年から国民の祝日の仲間入りを果たした「海の日」。

ちなみにそれまで7月には祝日がありませんでしたが、海の日が制定されてからは夏休み前の3連休として国民に歓迎されています。
そんな海の日にちなんだ過ごし方を保育園でもしてみてはいかがでしょうか?

「海にはどんな生き物がいるかな?」
「海の生き物たちは何を食べているのかな?」
「海の生き物たちはどうやって寝ているのかな?」

海の生き物が登場する絵本を読んだり、さかなやひとでを手作りして釣り遊びをしたり、海をイメージしながら楽しむと同時に海に住む生き物たちのことを知ることができます。
もし保育園が海の近くにあるのなら、海までおさんぽに行って実際に水に入ったり手で砂を掘ったり、海を五感で感じることでより深く海を知るきっかけになるでしょう。

 

土用の丑の日(7月下旬)

この時期になると、近所のスーパーマーケットなどでも「土用丑の日」と書かれた大きなポップとともにうなぎが並びますよね。
「土用」というのは、それぞれの四季の始まりを表す「立春・立夏・立秋・立冬」の前の18日間を意味します。

そして昔の暦では日にちを十二支で数えていたため、つまり土用の丑の日というと、土用の期間におとずれる丑の日のことを指しているのです。
なお、立秋自体が毎年違うため、土用の丑の日も毎年変わります。2021年は7月28日ですが、年によっては土用期間の丑の日が2回おとずれる年もあります。
うなぎはビタミンやミネラルなどの栄養源が豊富な食材。園の給食にもぜひ取り入れたいところですが、近年価格が高騰しているので予算的に現実的でないかもしれません。そこで代わりにおすすめしたいのが、昔から親しまれてきた「う」の食べ物。

梅干しやうどん、ウリ類などもうなぎと並ぶ土用の行事食です。

食べやすいアレンジで子どもたちに積極的に食べさせると良いでしょう。