6月の給食だより文例集
2021年06月08日献立表とは別に配信している園が多い給食だより。食を通じて園児たちが健全に成長できるようにサポートする、大切なおたよりのひとつです。
季節の行事やイベントにちなんだ給食の説明や家庭でも簡単に作れる料理レシピ、食育として子どもたちと一緒にクッキングしたときのレポートなど、「食」に関する情報がメインとなります。そのため、栄養士さんが執筆を担当しているという園も少なくありません。
そんな給食だよりですが、「文章力に自信がない」「季節のあいさつがわからない」など毎回の作成に頭を悩ませている栄養士や保育士の方々も多いようです。
そこでこのページでは、書き出しを中心とした6月の給食だよりの文例をご紹介。楽しくおたよりが作成できるようお役立てください。
6月の時候・季節のあいさつ
給食のメニューには季節感や旬の食材を取り入れることが多いでしょう。
給食だよりもおたよりの最初は時候・季節のあいさつ文からはじめるのが一般的。
6月の季節感が感じられる時候・季節の書き出しの例と、そこから具体的なメニューの紹介をする文例をご案内します。
■書き出し文例
・アジサイの花が美しく色づき始めています。
・紫陽花が色とりどりの花を咲かせる季節となりました。
・あじさいの花が色づきはじめ、梅雨の訪れを感じる時期になりました。
・雨がしとしと降り続く今日この頃。
・今年も、下駄箱がカラフルな長靴でいっぱいになる季節がやってきました。
・雨でおさんぽに行けない日が続いて、遊び足りない様子の子どもたち。
・雨の日が続きますが、傘をさすのが楽しい子や長靴が好きな子、ずっとレインコートを着ていたい子など、子どもたちはそれぞれ上手に楽しみを見つけているようです。
・あっという間に春が去り、梅雨の季節に。子どもたちの体調管理に気を付けながら、今月も楽しく過ごしていきたいと思います。
■メニュー案内具体例
具体例1:あじさいゼリー
雨で外遊びができない日が続きますが、子どもたちは教室で楽しく遊んでいます。
そんな元気な子どもたちですが、中にはジメジメと蒸し暑い日が続くと体力と食欲が低下してしまう子もいるかもしれません。おうちでも栄養のバランスがとれた食事を心掛けて、梅雨の時期を乗り越えましょう!
6月は、園庭に咲くあじさいをイメージした「あじさいゼリー」を提供予定です。
具体例2:新じゃがとアスパラガス炒め
窓の外は雨。子どもたちは大好きなおさんぽに行けずに、ちょっぴり遊び足りないようです。
ジメジメした日が続きますが、こんな時だからこそ見た目も色鮮やかな旬のお野菜を使った給食で、子どもたちに楽しんでもらいたいと思います。
6月は、旬の新じゃがとアスパラガスの炒め物を提供予定。コーンとベーコンも入れて、彩りの華やかな一品です。
そのほか6月の給食だより掲載におすすめの話題
■虫歯予防週間
毎年6月4日は「6(む)4(し)」という語呂から「虫歯予防デー」。
それに合わせて4~10日までの1週間は虫歯予防週間となっています。
給食あとの歯みがき徹底のお知らせや、家庭でふだん食事あとにしている歯みがきのやり方の見直しをすすめるなど、正しい歯みがきに関する話題を盛り込んでみてはいかがでしょうか。
■食中毒
梅雨真っただ中の6月ころになると、食中毒も心配になってきます。
手洗いや調理器具の殺菌、調理時の徹底した加熱処理など、家庭でもできる雑菌の繁殖を防ぐためのアドバイスを伝えてあげましょう。