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ICT保育システムのメリット

2021年08月28日

ICT保育システムのメリット

ICTとは「情報通信技術」をさす言葉の略です。
最近では保育業界でもICTシステムを導入している施設が増えてきました。
ICTシステムとはどのようなものか、何ができてどういったことがメリットなのかを今回はご紹介させていただきます。

 

ICT保育システムでできることとは

ICT保育システムと一言で言っても、できることは様々です。
Hoicをはじめ、保育用のICTシステムは多数開発販売されています。
そのたくさんのシステムの中から、ご自身の保育園に合ったシステムを選ぶことが重要です。
機能ばかりがたくさんあっても使いこなせなければ意味はありませんから、ICT保育システムを導入してどういったことがしたいのか、今の保育園には何が足りなくてどこを改善したいかなどがわかっているとICTシステム選びはやりやすくなります。

多くの保育園ではインターネットを利用したクラウド型の保育システムを使っています。
クラウド型とは、データの共通保存場所を外部からも参照することができる方法で、アクセス用のパスワードや管理用のパスワードを使えばインターネット環境のある場所ならどこからでもデータの参照や修正などが可能です。
最近ではパソコンよりスマートフォンやタブレットを所持している方の方が多いようですがもちろんそれらにも対応しており、アプリをインストールすることで簡単にアクセスすることが可能です。

一般的に保育システムでよく利用されているのは、
・園児やご家族の情報管理
・園児が現在どこにいるかの管理(在園、帰宅など)
・保育園からのお知らせの配信
・保護者とのメッセージ機能
などがあげられます。
他にも保育システムによってさまざまな機能がありますので、どういった機能があるかは事前にチェックしておきましょう。

 

保育システムのメリット

保育システムは情報の管理のほとんどをインターネットを介したサーバーにデータとして残し、管理していきます。
今までに手書きで入力していた保育企画書や様々な資料、保育士同士や保護者とのメッセージのやり取りなどがキーボードで打ち込んだ文字として保存されます。
つまりペーパーレスになりコスト削減や環境保護になるだけでなく、今までに書いた書き物が参照しやすく、自分以外のスタッフも閲覧することができるため、過去にどういった保育を行っていたかがわかりやすく、
保護者とのやり取りも電話を介さずに行えることやメッセージの履歴が残ることで確実性が向上します。
電話はなかなかつながらなかったり、タイミングが合わず出ることができないなどのデメリットがありますから文字として記録が残り、落ち着いたタイミングで読むことができるのは双方にとってメリットではないでしょうか。