7月7日の「七夕」の日は、織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会える日です。
どうして2人は、1年に1回しか会うことができないのでしょうか?
昔 織姫は機織りの仕事、彦星は牛の世話をしている働き者でした。
しかし2人は結婚すると、あそんでばかりで仕事をしなくなってしまいました。
怒った天の神様は 2人の間に天の川を作って離し、前のように真面目に働いたら 1年に1度だけ
会うことができるようにすることを約束しました。
それから2人は心を入れ替えて一生懸命働くようになり、7月7日になるとカササギが飛んできて
橋渡しをしてくれるそうです。
七夕には、願いごとを書いて笹に飾りますね。
短冊に書くのは機織りの上手な織姫のように「物事が上達しますように」と、お願いをしたのが
始まりだと言われています。
笹は天に向かって真っすぐ高く伸びていくことと、七夕の歌にも「笹の葉さらさら」とあるように、
風などで葉が擦れる音が天の神様が願いごとを見つけ叶えやすくなるそうです。
また歌詞にある「5色」とは、青・赤・黄・白・黒のことで、それぞれに意味があります。
青 「成長」:〇〇できるようになりますようにという苦手な部分などを直したいこと
赤 「感謝」:いつもありがとう、これからも元気でいてね等という祖先や親への感謝の願いごと
黄 「人間関係」:友だちができますように、人見知りが治りますように等という相手や人への思い
白 「義務や決まり」:毎日〇〇を必ずやるようにする等の義務・決まり・ルール・規則に関すること
黒 「学業」:テストや受験が上手くいきますように等という学力向上・学業成就に関すること
飾りにも意味などがあるので、今年は意味や由来も考えてお子様と一緒に七夕を楽しんでみてください★