子どもは、保護者と愛着関係や信頼関係を深めていくことはもちろんですが、
特定の人以外とも関係性を作ったり関わりをもつことで社会性が育っていきます。
保育園には いろいろな年齢の子どもがいるので、大きい子の真似をしてみたり
小さい子のお世話をしてみたり、保護者の心配を他所に子どもたち同士は
すぐに友だちになって楽しんでいます。
また歌をうたったりリズムに合わせて踊ったり、行事がある日は一緒に参加できたりも
するので、季節や伝統行事への興味関心も広がります。
そして保育士だけでなく看護師や栄養士などのいろいろな大人とも関わることとなるので、
慣れるまでは人見知りで涙が出てしまうこともあるかもしれませんが、新しい大人との関係
の築き方や、その関係を基に少しずつ甘えたりできる人が増えていきます。
園での様子も教えてくれるので、家では気が付かなかった好みや反応を知ることに繋がったり、
おもちゃ選びなどの参考にもなったという声も聞きます。
一時保育で他の大人や子どもと出会い関わるという経験は、子どもの育ちにとって とても大切な
時間にもなっているのです。